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【ソーシャルレンディングのリスク】実際に元本割れってあるの?

投稿日:2017年1月17日 更新日:

ソーシャルレンディングがいくら高利回りだからと言って、リスクは気になると思います。

むしろ「高利回りだからこそリスクが気になる」という慎重な人も多いでしょう。

そんな方向けにソーシャルレンディングのリスクについてまとめます。

元本割れのリスクについて

ソーシャルレンディングに限らず、投資の最大のリスクは元本が割れてしまうことです。

元本とは、始めに投資(融資)した金額です。10万円投資したら10万円が元本になるわけです。

 

そうなると元本割れとは、10万円投資したとしたら、戻ってくるお金が10万円未満になってしまうパターンですね。

ソーシャルレンディングでは利子が付きますので、

償還される元本+利子 < 投資した金額

になることが元本割れってことです。

 

ソーシャルレンディングでは、元本は投資した金額がそのまま戻ってきますので、利子の分だけ儲かったってことになるのが普通です。

しかし、運が悪いと元本が減った状態で戻ってくることがあります。

そうなる理由は貸し倒れです

ソーシャルレンディングの貸し倒れ

ソーシャルレンディングでは、投資(融資)した元本は、貸付先の借金になるます。

貸付先は、この借金に対する金利として利子を払うので、投資家は金利が受け取れるわけです。

 

元本が貸し付けられるため、貸出期間が満了したら、その元本は戻ってきます。

しかし、なかにはソーシャルレンディングでお金を貸し出した相手が、倒産してしまうことがあります。

こうなるとお金は戻ってきませんので、貸し倒れが発生することになります。

この貸し倒れは金融の世界ではデフォルトと呼ばれたりします。

 

通常、貸付先の一部が倒産(貸し倒れ)たくらいでは、元本割れするとは限りません。

貸し倒れた貸付先が全体の3%だとしたら、利回りが3%以上なら、利子による回収で貸し倒れ損失をカバーできるからです(案件の期間が1年の場合)。

 

 

こうしてみると貸し倒れの割合がどれくらいになるか、が重要な指標であることが分かります。

実はちゃんと名前があって、貸したお金のうちどれくらいが貸し倒れたか、を示す指標に貸し倒れ率(デフォルト率)とよびます。

 

融資期間が1年だとしたら、

貸し倒れ率>利回り

の場合に元本割れすることになります。

 

これが融資期間が2年だとしたら

貸し倒れ率>(利回り×2)

の場合に元本割れとなります。

 

融資期間が長いので、利子が多く受け取れるので、多少貸し倒れ率が上がっても、元本割れまでには至らないことが分かります。

 

 

ソーシャルレンディングにおけるデフォルト率(貸し倒れ率)

ソーシャルレンディングはまだ歴史が浅く、参入している業者が慎重に融資案件を選んでいるため、デフォルト率は極めて低くなっています。

いまだに、元本割れどころか、貸し倒れを起こしたことが業者もあります。

そのため、貸し倒れを当面気にしなくても良いかも知れません。

 

しかし、ソーシャルレンディングがこれから長い歴史を刻んでいけば、かならず一定の貸し倒れは発生します。

融資とは本来、貸し倒れは付き物だからです。

銀行や消費者金融が、貸し出した先が必ずお金を返してくれたら、儲かって仕方ないでしょう。

現在のソーシャルレンディングはそれに近い状態ですが、いつか来る貸し倒れには備えるべきです。

貸し倒れに備えるには

貸し倒れによる損失を極力抑えるカギは、融資先の案件を見極めることです。

まず注目したいのは、担保があるかどうかです。

担保があれば、融資先が倒産したとしても、担保により補てんされるので、元本割れになる確率が低下します。

そうなると、担保のとりやすい不動産案件などは取り組みやすいでしょう。

 

反対にリスクが高いのは、個人向け融資案件です。

ソーシャルレンディング業者としては、比較的歴史の長いSBIソーシャルレンディングは以前貸し倒れを出したことがあります。

その案件は個人向け融資(ローンファンド)案件でした。

企業より個人の方が、返済能力に不安があるケースが多く、貸し倒れに陥りやすいのです。

この貸し倒れ案件以降、SBIソーシャルレンディングは法人向けの融資が中心になり、それ以降貸し倒れは発生していなそうです。

 

元本割れリスクを避けたい人は、この辺に注意してみると良いでしょう。

 

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